爽やかな男になりたいけどなれない男

「爽やか君」と申します。大手日系企業調達マン/20代後半という設定。このブログは筆者の浅い思考力をひけらかす場所。

財務諸表をクイックチェックする際見るポイント

皆さん、こんにちは。

 

爽やか君です。

 

筆者は会社の調達力を上げるため、新規サプライヤーを常に探しています。そして新たなサプライヤーを会社として採用する前には、与信判断の為相手から色々な書類の提出を要求します。そのうちの一つに財務諸表があります。皆さんもご存知だとは思いますが、財務諸表は企業が経営活動上の財務的な結果を反映させた物。会社の経営状態が分かる成績書です。

 

やはり新規のサプライヤーを評価する上で、当たり前ではありますが発注先の会社がどのような経営状態なのかはバイヤーとして把握しなくてはいけません。よって会社から財務諸表を入手し財務分析をして、その会社の経営状態がどうなのか?サプライヤーとして会社に登録できる基準を満たしているのか?正直そのサプライヤーをどう使うかのかにもよりますが、しっかりと見定めなくてはなりません。

 

という感じで、日々筆者はサプライヤーから入手した財務諸表とにらめっこしています。そんな筆者ですが、まず財務諸表を入手した際すぐに目がいくポイントがあります。。。。。

 

1)損益計算書

 

売上高

→純粋にその企業がどのくらいの売上規模があるのかをまずチェックをし、規模感を掴みます。同じような商品を扱っている会社のざっくりっとした売上は頭の中に入っているので、それと比べます。

 

営業利益・経常利益

→次に利益です。当たり前ですが、売上があっても利益が出てないとダメです。まずは赤か黒か?赤だったらどのぐらい赤があるのか?前期もそうだったのかな?とか。黒なら、利益率はどうかな?業界、他サプライヤーと比べてどうかな?等々の疑問を持ちながら頭の中でクイックチェック。

 

 

2)貸借対照表

 

債務超過

→正直債務超過に陥っている会社は新規サプライヤーとしては採用したくないです。というか使えません。ただ、そのサプライヤーがどこか企業の子会社で、資本関係次第、ではとかとか、、、、、

 

 

最後に

実際は、上司に決裁をもらう前は、財務諸表を分析する際はより深く分析を出して総合的に状態を判断します。ただ、まず手元に財務諸表が流れて来た時すぐに目がいくポイントは上記ですね。

 

以上