爽やかな男になりたいけどなれない男

「爽やか君」と申します。大手日系企業調達マン/20代後半という設定。このブログは筆者の浅い思考力をひけらかす場所。

グローバルに働き成長したい就活生はプラントエンジニアリングが個人的にはオススメ

みなさん、こんにちは
 
爽やか君です。
 
筆者はプラント建設に関する会社で調達部の人間として働いています。
 
このプラントの世界はとにかくニッチな業界なので、あまり就活生から認知されていなく人気はないですが、筆者的にはグローバルに働きたい就活生にはかなりオススメな業界だと思っています。
 
そんな筆者が、プラント業界のいい所を書きます。
 

 プラントエンジニアリングって?

そもそも論としてまず業界がニッチなので、この業界について知らない人が多いと思います。まずはこの業界について簡単に説明をします。
 
プラントとは工場ことです。鉄鋼工場や化学プラント、石油精製所などの工場の設計、調達、建設をすることで飯を食っている業界です。
 
有名どこ企業で、御三家と言われているのが日揮千代田化工建設東洋エンジニアリング
 
重電系だと、日立、三菱、東芝のグループ会社。(〜プラントという名前が多い)
 
調べればまだまだたくさん出て来ます。正直各社取り組んでいる、もしくは強みを持っているプラントは違うので、一概に比べるのは難しいかもしれませんが、どんなプラントに関わりたいか、どの地域で強いのかなどといった視点で、就活生は企業選びをするといいと思います。
 
あと、この業界の面白い特徴は、とにかくプロジェクトを運営するノウハウで飯を食っているということ。
 
自分たちで何か部品を作る工場は持たずに、プラント建設の設計を自分たちでやり、自分たちで物を調達し、サブコンに建設をお願いするという仕事の仕方。自分たちの手を実際には使わずに、マネジメント力で成り立っているというのが、面白いポイントです。だから、変な話やろうと思えばなんでも作れる。
 
それではそんな業界で働くと得られる成長と特徴を書いていこうと思います。
 
 

 グローバルに働ける

まずこの業界の特徴から。特に特徴として認知されているのが、グローバルに働けるという点。
 
各社(会社によるが)海外をビジネスの主戦場として置いています。まあ少し考えれば簡単にわかることですが、天然資源系の工場が日本で多く需要があるわけでもなく、またエネルギープラントの需要も日本より海外の方があります。
 
なので、必然と海外に行く、もしくは接点が多いです。
 
ただ気をつけてほしいのは、先進国での仕事は多くないです。大きな工場が先進国の街中で作れるわけないですよね。やっぱ多いのが途上国の僻地での仕事が多いです。そんなに都市で働けるようなキラキラなイメージは持たない方がいいのかなと。
 
ちなみに、筆者の調達部はそういうところには行かずに、サプライヤーの本社で金額、商務条件のネゴをしに行く事が多いので、あんま僻地の現場に行く事は無いです。(ラッキー)
 
 

英語を使っての職務遂行能力

あたり前ですが、ビジネスの主戦場が海外なので、取引先や協力会社は外国人です。そして、英語が彼らとのメインのコミュニケーションツールになます。
 
新入社員の頃は英語も全然ダメダメでしたが、だんだんと英語使いこなせるようになってきました。
 
あたり前ですが自然にできるようになったわけではなく毎日勉強していました。英語以上に業務の本質的なことを理解する方が重要です。でも英語で仕事が回せる様になったのは、個人的にはかなり大きい。
 
 

度胸

外人と一緒に、僻地で働く事になります。考え方も違うような人たちと厳しい交渉をしなきゃいけない事もあります。金額が大きい仕事なので間違った決断をすると大変です。どうですか?そんな環境で働き続け、少しずつ仕事ができるようになれば、自ずとなんでもできるという根拠のない自信が出てきます。
 
別にこの業界で働かなくても、その仕事で実力をつければ自ずと自信が出て、度胸がつくと思います。
 
 

最後に

ハマる人にはかなり面白い業界だと思います。特徴一つと成長2つしか上げてないですが、筆者的にはこれからのグローバルビジネスマンに求められる成長ができると思います。少しでも興味を持った人は是非候補のひとつにしてみては?