卒業論文作成は大変だけど大きく成長できると思う。
みなさん、こんにちは
爽やか君です。
今回は理系出身の筆者が論文を書く事のメリットについて書いてみます。
筆者自身、理系学部卒で、卒業論文を書きました。大変でしたが、論文作成の過程を経験する事で、成長できたと思います。そして個人的には就活でも役立ちましたし、社会人になってからもその時の成長は役立っています。
今回はこんな筆者が、論文作成で得られた成長・メリットについて簡単に書きます。
その1:論理的思考力がつくし、頭が鍛えられる
そもそも論文って何かわかりますか?論文っていうのは、論理的に、そして客観的に、物事を考え、調べて、考察して作成する物です。
大量のデータを集めグラフを作ったり、統計ソフトを使って色々な要因の相関があるかないかを調べたり、それを踏まえ考察を書いたり、色々な用語を定義したり、、、、、
とにかく、ひとつの論文を作成する事はかなり疲れます。
当たり前ですが、こんなの作るんだったら、論理的に物事を書いたり、考えたりする力が自然とつきます。というか必要。これが一番の論文作成作業で得られる大きな成長だと思っています。
特に、個人的には誰かに自身の作成物を見せて、他人からレスポンスもらった時が一番勉強になりました。
教授や同期、学外の人間から自分の作成論文のレビューをもらう事があります。その時のレスポンスが一番勉強になりました。
こうゆう視点もあるよね?とか、こうも考えられるよね?とか色々な意見を貰えて、勉強になりましたし、自分の今後物事を考察する際の視点が増えたような気がします。
その2:プレゼンスキルが上がる
これは研究室や教授にもよるが、自分が作成している論文の途中経過、結果を人前で話す機会が多くあります。
当たり前ですが、そういった機会を多く経験できる事はいい事です。筆者自身も研究室内や、学外で発表する事がありました。
当時の筆者は人前でプレゼンをした経験が少なく、パワポでのスライド作成や、質疑応答などで多くの人にディスられました。とても見てられないようなプレゼンをしていたと思います。w
正直辛かったですが、そのお陰で今ではだいぶマシなプレゼンができるようになりました。
他にも質疑応答で、結構エグい質問が飛んで来たりするので、そういった質問への対応力がついたりと、人前で何かをする・喋るスキルが成長した気がします。
その3:就活で話の種にできる
就活の面接で、どんな事を研究してるの?っていうのをよく聞かれました。
専門外の人間に対して、自分の研究内容を説明するのはかなり大変でしたし、どこを評価されてるかは知りませんが、どんな研究なの?どんな作業をしてるの?工夫したところは?どこが大変?など、その研究の重要性や難しさよりも、作る過程でどういう思考で物事に取り組んでいるのか?というのを探るような質問が多かったです。
いずれにせよ、かなり話のネタにはなるので一生懸命やって損はなし。また、専門外の人間にわかりやすく物を説明するいい練習になりました。
その4:仕事でも重要なスキルがつく
以上を経験しておくと、社会人になってから、論文を経験した人と経験していない人とでは大きな差が生まれます。
エクセル・パワポスキルもそうですが、そんなのよりも、「その1」で話した「論理的思考力」の差を感じました。例えば、グループディスカッションで何かのお題に対して考える時、色々な言葉を定義して、体系化・分析して物事を考え結論を出すという考え方をできない人が多いなと感じました。
最後に
成長できるのかはその人次第ですが、筆者自身は論文作成過程で成長させてもらいましたし、この作業にはメリットが多いなと感じました。
はっきり言って論文作成は物凄く大変でしたが、おかげで今後生きていくために必要な成長を得れた気がします。
簡単にさらっと書きましたが、ぜひメリットを感じて欲しいです